キャットフードのいろは

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キャットフードを切らしたときに何をあげればいいか

キャットフードを切らすということは、ありえないことですが、もし万が一切らした場合は、人の食べるものを利用してしのぐしかありません。 冷蔵庫の中に、鶏などの肉類や魚があれば、味付けはせずに、蒸したり、茹でたりします。

肉はできるだけ脂身を除きます。とくに鶏のささみや皮を除いた胸肉は、人にとっても優れたタンパク源で、猫も喜んで食べてくれます。

粗熱が取れたところで身をほぐし、細かく切って与えると、まだ温かさも残っていますので香りが立ち、食いつきが良いです。 レバーなどもあれば、同じように調理して混ぜると、栄養バランスもよくなります。

魚は、刺身用であれば、さっと茹でて細かくしてあげます。マグロやサーモン、白身魚などは好んで食べてくれます。 一匹の魚を調理する場合は、骨を完全に取り除くように注意が必要です。

猫は魚をバリバリ食べるような印象がありますが、ほとんど噛まずに飲み込みますので、非常に危険です。 タイなどの骨は固く、器官などに刺さる可能性があり、命にかかわることもあります。

蒸したり茹でたりすると骨を取り除きやすくなりますので、身をほぐしながら取るといいでしょう。

納豆も猫が好むタンパク源です。大豆のままでは消化しにくいのですが、納豆は発酵食品ですから、消化性がよくなっています。

調味料は一切使わず、少しのご飯と一緒に混ぜると、キャットフード以上に食いつきが良い食品です。 塩分も含まない自然食品ですから安全性も高いものです。

ハムやチーズも猫に好まれます。塩分が多いのでたくさん与えることはできませんが、小さく刻んでご飯に混ぜてあげると喜んで食べてくれます。

キャットフードを切らしたときの一時しのぎの食べ物は、猫にとって毒性や中毒の恐れのあるもの以外であれば、与え方に注意をすれば、問題はありません。

キャットフードを購入する際に、買わなくても猫のおやつを見てみると参考になります。 猫が興味を持って食べてくれる、キャットフードとは一味違った、人の食べ物に近いものもあります。

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